P.S. 元気です。俊平

P.S.元気です、俊平 (1) (講談社漫画文庫)

P.S.元気です、俊平 (1) (講談社漫画文庫)

家に昔からあって中学生の頃に読んでいた漫画。久しぶりに再読してみる。
お話は、桃子さんと俊平くんがああだこうだ言いながらくっついたり離れたりというより喧嘩し続けるっていうお話。
どちらかと言うと、昔の少女漫画?のようなタッチ。
昔よんだ時は、桃子さんは難しい人だなぁと思ったけど、俊平君も大概である。


桃子さんはツンデレといえばツンデレだけど、素直にほとんどなれなくて可哀想なぐらいだ。
俊平くんの方がうじうじしているように見えてどちらかと言うと桃子さんの方が言いたい事が全くいえてない。
常に戯れ言。常に狂言。嘘つき。自分の事を最低だとか思いながら、表面上は取り繕ってる、オシャレで、インテリで何でもお見通しであるポジションに固執したい。
そういうタイプであると思う。


最初はそんな桃子さんに馬鹿正直にぶつかる事しかできない俊平くんだけど、段々疑いとかやるせなさとかめんどくさいお作法を覚えて、徐々に二人は言いたい事もいえない感じが出てくる。


それに、昔読んだときは、桃子さんが問題を持ってくる場合が多い風に感じられたが、今読み返すと半々、いや俊平君の方が多い。
何か問題を起こして、取り繕うんだけどボロを出して桃子さんの機嫌を損ねる。
それをどうにかしようとして、でも大抵はぐらかされうやむやにされる。
疑心暗鬼。



まとまらないけどそんな漫画です。