灼熱の小早川さん。

灼熱の小早川さん (ガガガ文庫)

灼熱の小早川さん (ガガガ文庫)

最後まで読み切って、ふむふむって感じです。

なんにせよ、誰も話しかける人がいない空間ってのが1番きっついんだと思うんだよね。

偶々義務教育+高校ってのが30〜40人ぐらいの人数を狭い一カ所にぶち込んで置くから、
笑いあり涙あり虐めあり、不登校あり、授業サボタージュする奴あり、
の楽しい空間が生まれる訳ですよ。

んでその楽しい30〜40人の意見をまとめたりなんてことが容易にできる訳もなく。


この小早川さんが1番分かってないことは、みんながやる気を出したら居場所なんかどこにも無いって事。
この子の守ろうとしたのは、教室の秩序なんかじゃない。
自分の立場。