よく、小説の後書きを読んでると
「ここは、私の思っていた展開と違ってこのキャラが勝手に動いた」とか
自分の意志ではなく、物語の意志みたいな物に動かされたという話がある。
そうなると、私が書きたい物語よりも、この登場人物、この物語といった自分が作り出した創造物の方が上位に立っているというおかしな構図になる。
一方メディアミックスなどで、多展開している作品だと、もはや原作者は一つの媒体でのクリエータでしかないのだろうか？と思わせる事が多々ある。
そうなったときに原作という考えは、ただ最初に思いついた人ぐらいの意味合いしかないのかもしれない。
