親切心に対する話。

 永六輔さん?のエッセイかなんかで親切について書かれたものがあった気がする。大学入試か高校入試の問題で見た気がする。親切って押しつけであってはいけないみたいな考え方。別に親切に限った物では無く大抵の場合他人にとっての働きかけは、その人にとって必要なものでなければならないと思う。だから愛は祈りなんだよってね。
 それが成立しないのが、親子や上司部下や恋人関係といった他人から一歩超えた関係だと思う。そういう関係においては、しばしば相手のことを思ってという免罪符で、相手の気持ちとは裏腹な行動にでる事も多いと思う。それが正しいのかどうかというのは神のみぞ知るではあるが、言われる方、やってもほしくないことをされる方としては不快な場合が多いと思う。簡単に言えばお節介。
 まぁ段々それは最大級の愛情表現なんじゃないかとポジティブに解釈できる余裕は出来てきていると思う。もちろん暫く時間をおいてからではあるが。