ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 感想

公開二日目で見てきました。
夕方の回でしたが、結構な混雑で9割ぐらいは座席埋まっていたと思います。
ホッテントリーなっているブログをいくつか閲覧してからの感想です。
以下ネタバレ含みます。



破までの、シンジ君が成長していく路線を一気にぶった切ってテレビ版のダメさまで一気にもっどったように初め感じました。
とはいえ、今回は全く回りから疎外されて、相手にしてもらえないという状況。
ミサトさんの良心もすこし垣間見えましたが、全体的にシンジ君は、サードインパクトを引き起こした張本人のようにあたかも扱われていた。
救い出したはずのレイもTV版同様に失われていて、繰り返しを意識した構成なのかもしれない。


戦闘シーンはカメラもぐるんぐるん回転して、CGのギミック満載でとても楽しめた。
あのヤマトもどきは微妙だったが…。


結局の所、マーケティング的に大丈夫なのかおっかなびっくりやってきたけど、
スポンサーもついて、観客も動員できるという確信がもてたんで、
やりたいようにやった回だと思った。


考察をやりながら盛り上がれるという点ではすごい作品なのかもしれない。


おそらく映画館で自分が期待したような内容は、次の映画までに、
ゲームなどのメディアミックスで補完する作戦でしょ。
(あの流れではすべての展開がパラレルワールドとなってしまう。)